こんにちは、年子ワーママのちあきです。
行動を促すためのライティングといえば、コピーライティング!
ですが。
さまざまな「型」があるのはご存知でしょうか?この「型」を知っていることで、初心者でも「売れるコピー」を書くことができます。
- 初めて商品を売るためのコピーを考えることになった
- 売れるコピーライティングはどうしたら書くことができるの?
- もっと成果の高いコピーライティングを書きたい!
そんな方は、ぜひコピーライティングの型を学んでみてくださいね。今回の記事では、コピーライティングの型の中でもとても有名な「QUESTの法則」について例文をふまえてお伝えしていきます。
QUESTの法則とは?
QUESTの法則とは、人に行動を促すライティングのことです。文章構成の各パートごとの頭文字をとって「QUESTの法則」や「QUESTフォーミュラ」と呼ばれています。
(フォーミュラ:Formulaは決まった型、お決まりのやり方、などの意味があります。)
各パートの意味はこのようになっています。
Q Quailfy=絞り込む
U Understand=理解する
E Education=教育する
S Stimulate=刺激する
T Transition=変化させる
この流れに沿って文章を書き、届けたい人(ターゲット)の心に響かせます。
では、各パートの特徴や書き方を詳しくみてみましょう。
Quailfy=絞り込む
まず、「Quailfy=絞り込む」によって、届けたい人(ターゲット)の特定をしていきます。最初の興味付けです。興味があるから最後まで読もうとします。
「この商品は私に必要なものかも!」
「もしかしたら私のこの悩みをこの商品が解決してくれるかも!」
と思わせることが大切なポイントです。
実績を提示できると◎です!
「産後ダイエットの方法5つをお伝えします」
よりも
「産後マイナス15㎏を達成した2児ママがやったおすすめの産後ダイエット」
のほうが、読んでみたくなりませんか?
この後に続く文章を読んでもらうための導入となるとっても大切な部分です。最後まで読んでもらえるかを左右します。
Understand=理解する
ターゲットを絞り込むことができたら、次は「Understand=理解する」というステップです。理解することで、ターゲットに共感します。
実際に悩んでいるお悩みを放っておくとどうなるか、悪化したらどうなるかを具体的に想像することができる文章を書いて、ターゲットに今すぐこのお悩みを解決させたいと気づかせることがポイントです。
たとえば、「産後1年でマイナス15㎏!」と興味付けして、その後、産後ダイエットをする前は、妊娠前のデニムパンツが履けなくて悲しい気持ちになった、旦那さんに体型が戻らないことに心ない言葉を言われてつらかった、など、読み手が産後太りに悩んでいる場合、「めっちゃわかる~~~」「私も今のままではそうなってしまうかも⁉」と思うような体験談を書きます。
悩みに気づいていない人、向き合うことができない人に対して、ちょっと先の未来を想像できるような文章を書くと、悩みに向き合うきっかけとなり、悩みを解決したいと気づきます。
Education=教育する
届けたい人の悩みを理解することで共感を得られたら、次は「Education=教育する」というステップです。
その商品の魅力やどんな効果が期待できるか、利用することでどんなお悩みを解決できるかを伝えます。
たとえば、先ほどの産後ダイエットなら、痩せられる理由や根拠をあげます。「産後のママを研究して、特化している結果が出る」とか「赤ちゃんのお世話で忙しくても、こんなに工程が少ないから続けられる。」とか「お世話のついでにできるから毎日できて効果が出る」など。読み手が「なるほど」と思うことを伝えます。
ターゲットが納得できる要素としては、
- 数値や統計データ
- 体験談
- 過去の経歴、実績
- 専門家などのコメント
などがあげられます。ターゲットが「なるほど~」と思えるような商品の魅力や効果の根拠を伝えましょう。
Stimulate=刺激する
商品やサービスについて、理解してもらうことができたら次のステップ「Stimulate=刺激する」です。
先ほどの「教育する」で、ターゲットに伝えた商品やサービスのメリットや特徴を強調して伝えます。
たとえば、先ほどの産後ダイエットなら、産後ダイエットに成功したことで旦那からの扱いが変わった!とか。児童館で「○○ちゃんのママ、スタイルいいね」と言われました!とか。
この商品を購入したことで、こんな素敵な未来が待っているんだと想像させることで刺激したり、反対に手に入らないとこんな損をするよと伝えることで刺激をします。
人は得られるよりも失うことを避ようと考えています。
たとえば、「ママ友ができます!」よりも「ママ友を失います」の方が響く傾向にあります。
Transition=変化させる
最後のステップは「Transition=変化させる」です。ここでの変化とは、ターゲットが商品やサービスを購入したことで顧客に変化させるという意味です。
申し込みのフォームやLINEの登録フォームを置いておきます。
見込み客となっているターゲットが「ほしい!」と思うような最後の一押しをしましよう。
QUESTの法則の例文
各文章のパートごとに例を入れてお伝えしていきましたが、ここで改めて例文を見てみましょう。
ぜひ、ご自身が売りたい商品やサービスに置き換えて考えてみてくださいね。
Q=絞り込み
産後1年で-15㎏達成したダイエット方法を知っていますか?
U=理解する、共感する
妊娠前のデニムパンツが履けない、自分の体型を鏡で見て思わずため息…とてもつらいですよね。
E=教育する
産後のママを徹底的に研究し、特化したからこそ発見した○○メソッドであなたの産後ダイエットを成功に導きます!
S=刺激する
挑戦した産後ママたちから、「本当に痩せた!」「こんな楽に体型が戻るなんて!」など嬉しい報告をいただいています!今だけなんと期間限定〇%off!
T=変化させる
楽に体型が戻る産後ダイエットのお申し込みはコチラから!
Q=絞り込み
育休復帰したママ。思ったほどお給料がもらえなくて悩んでいませんか?
U=理解する、共感する
仕事を復帰したのに、子どもの体調不良で思うように働けなかったり、残業ができなかったり、一生懸命に働いているつもりなのにお給料は産前より少ない。そして、それも保育料に消えていく。苦しいですよね。
E=教育する
子育て中のママに特化した転職サイトなら、あなたにぴったりの子育てしながら働きやすい職場を探すことができます!理解ある職場で働くことで、あなたの評価もupするかもしれません。
S=刺激する
転職することで、お給料はupして、なおかつ子育てに理解も得られて働きやすい。理想の暮らしを実現することができますね。
T=変化させる
まずはあなたの理想の生活からお聞かせください。一緒にあなたに合った職場を探しましょう。面談はこちらからどうぞ!
思わず、お申し込みフォームをぽちっと押したくなりますよね!!!
まとめ
QUESTの法則を知り、文章を当てはめていくことで、ターゲットの心を動かすコピーライティングを書くことができます!!!
おさらいです。
QUESTの法則とは、
ターゲットの心を動かす文章構成の型。
- Q Qualify=絞り込み
- U Understand=理解する、共感する
- E Education=教育
- S Stimulate=刺激する
- T Transition=変化させる
QUESTの法則はコピーライティングの基本です。
世の中の人を行動に促すライティングのほとんどが、このQUESTの法則を使っていることに気が付くことでしょう。
QUESTの順番をしっかり守って、人の購買意欲を刺激して、売れるコピーを書いていきましょうね!
最後までお読みくださりどうもありがとうございました。
明日もいい1日になりますように。